香り緑茶 SHIZUOKA

勝間田開拓茶農協「開拓魂は健在。香り緑茶で日本茶の未来を拓く」

牧ノ原台地といえば、明治維新で江戸を離れた徳川家に付き従った家臣たちが文字通り血のにじむような努力で切り拓いて茶園を造成したことで知られています。第二次世界大戦の際に没収されて飛行場にされたのを、ツルハシ1本で滑走路の路面を剥がして再び茶園にしたのが勝間田開拓茶農協です。

二度も開拓されるなんて!

どうして茶農協の名前に“開拓”がついているのかしらと思っていましたが、わけを知って茶園を眺めると、胸が熱くなります。2019年の一番茶から香り緑茶を製造するためのラインをいれて、試験研究として実施しています。試験場とはコンテナの大きさが違ったり、揺青機の長さが違ったりするために、試験場のデータ通りにはいかず、香り緑茶を量産する技術の“開拓”をされています。

一番茶の時期は通常業務だけでもハードなのに、そのうえ香り緑茶の製造もしてデータを取ったりするのはどんなにか大変でしょう。この努力の結果がたくさんの生産者さんのところで活かされる日が楽しみですね。

“特蒸し”をブランドにしている勝間田開拓茶農協ですが、香り緑茶については香りがとばないように浅蒸しにして、火入れを行わない仕上げでだしています。なにか特定の花の香というよりは、香気高いお茶、という印象です。

香りだけなら台湾茶や釜炒り茶のほうが強いかもしれませんが、あくまでも煎茶として、日本が世界に誇る緑色を大切に、香りと旨味のバランスの取れた勝間田開拓茶農協らしい香り緑茶を追求していかれるそうです。

飲めば違いが判るので、まずは飲んでみていただきたいですね。二煎目のほうが香りが立つので、一煎目と二煎目とをあわせて飲むのもオススメということです!

勝間田開拓茶農協さんが開拓する香り緑茶が日本茶の未来を切り拓いてくれるかもしれません。

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